「何でできないの⁉︎前に教えたよね?」とは決して思わないし、言いません。出来ないことを出来るように教えるのが私の立場です。
私が出来ることを、あなたが出来ないのはおかしいとか、普通はすぐに出来るはずとか、今考えればありえないことを思っていました。
私が出来ることを、あなたが出来ないのはおかしいとか、普通はすぐに出来るはずとか、今考えればありえないことを思っていました。
ある時、玄関のチャイムが鳴って、一人の女性がハガキを手に「こう言うのを書いてみたいです」と来てくださいました。その場で入会が決まり、あっと言う間に上手になられて、元々明るい方でしたがますます素敵になりました。
色々な書を書いていても、一番に褒められるのは般若心経でした。そして、私を表現する書になっていきました。
2月になると娘の中学受験を思い出します。個が大事よ。と口では言いながら「あなたのため」と言う「我」の強さで娘を縛り付けていました。一生懸命やってるからこそ、視野が狭くなって娘を追い込んでいました。自分の中にある「我」に気付き、色々な出来事も起きて自分の中の「我」を減らしていきました。
迷った時、苦しい時。自分自身に立ち返る。戻れる、ホームベースのようなものを持っておくと楽だと思います。私は、芸術作品に触れる時が多いです。
「ひたすらに真似て、真似てそれでも絶対消せない個があって、そこから表現しなさい」出会い、この世に偶然はないとのこと。