せんたくかあちゃんと私
幼稚園の時、たくさんの絵本が毎月届けられ、よく読んでいました。その中に「せんたくかあちゃん」さとう わきこさん作・絵がありました。...娘は顔色を変えて、おへそのあたりに手をあてました。娘の顔が真剣で真面目目で私は調子に乗りますます臨場感を出して読み続けます。
幼稚園の時、たくさんの絵本が毎月届けられ、よく読んでいました。その中に「せんたくかあちゃん」さとう わきこさん作・絵がありました。...娘は顔色を変えて、おへそのあたりに手をあてました。娘の顔が真剣で真面目目で私は調子に乗りますます臨場感を出して読み続けます。
ある時、玄関のチャイムが鳴って、一人の女性がハガキを手に「こう言うのを書いてみたいです」と来てくださいました。その場で入会が決まり、あっと言う間に上手になられて、元々明るい方でしたがますます素敵になりました。
色々な書を書いていても、一番に褒められるのは般若心経でした。そして、私を表現する書になっていきました。
「よそゆき」という言葉に象徴されるように、私は長い間、特別な時だけ使う「とっておき」のものを持っていました。しかし、緊急事態宣言など、当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなったとき、「今、この瞬間を楽しむ」ことの大切さに気づきました。書道教室では、そんな私の経験と、書道を通して得た心の変化を共
「あーっ、どうしよう。寝かせてあげたい。でもあと一年だし、第一やめられない。ここでやめる手もあったけれど今までの色々もったいないし、挫折感味合わせたくない・・・」当時娘の中学受験に燃えていた私。眠そうにしている娘を見て心が揺らぎます。
2月になると娘の中学受験を思い出します。個が大事よ。と口では言いながら「あなたのため」と言う「我」の強さで娘を縛り付けていました。一生懸命やってるからこそ、視野が狭くなって娘を追い込んでいました。自分の中にある「我」に気付き、色々な出来事も起きて自分の中の「我」を減らしていきました。