次回の体験DAY7月29日(水) 田園調布せせらぎ館

お弁当持参の覚悟で夕方まで。一日で一気に書き上げた生徒さんの達成感と、今に集中する意味

こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。

今日は先日、生徒さんが「小字写経(しょうじしゃきょう)」を完成させた様子をお伝えします。

彼女は小筆で書きたいと入会なさって、ひらがな、漢字を進めていき、
途中、中筆で基本からやりたいとご希望があって、それも終了されました。

そのあと、中字写経も完成させました。

この日は、下書きを写すのではなくついに、「お手本を左に置き、全て自分で書く写経」に挑戦しました。
(※当教室では、下書きをなぞるタイプではなく、自ら一文字ずつ向き合う写経をお伝えしています)

目次

お弁当持参の覚悟で夕方まで。一日で一気に書き上げた生徒さんの清々しい達成感

その日、朝10時からのお稽古に、お弁当を持っていらっしゃいました。
お昼までには終わらないと、覚悟していらしたのです。

写経は、できる限り一日で終わらせるのが良いと私は考えています。

厳格な決まりはありませんが、日が変わると気持ちが変わりますから、筆致の調子がどうしても変わってしまうからです

お昼休憩を私と一緒に長めにとって、夕方までかけてついに完成!

それがこちらです。

素晴らしい(拍手)。

初めての通し書きを終えた夜、ご家族にもたくさん褒められたそうです。
ご自身の達成感はいかばかりでしたでしょう。
充実感も得られ、自信にもつながったはずです。

次回からは、先生の免許取得のために、級を取り始めます。
真面目な方で、どんな時も淡々と続けてこられて、それも無理がなくやってこられた結果だと思います。

完璧な環境を求めない。宅急便や猫が来ても揺らがずに「今」へ集中する本当の意味

私の写経の作品はその日一日で、仕上げています。

先ほども申し上げた通り、日が違うと気持ちも墨の様子も変わって、別な写経になるからです。
特に何色か混ぜて作る「色墨」などは、二度と同じ色は出せません。
ですから、なるべく時間には余裕をもって取り掛かるようにしています。

私は今まで何遍書いたかわからないですが、気分が乗らない日があったり、うまくいかない日もありますし、
一字間違えたり、その時は消しゴムで消せませんから最初から書き直します。

まさに修行です。

最近は日常の些細なことでは、揺らがない私もいます。

よく「静かな完璧な環境」を求めがちですが、現実はそうではありません。
宅急便が届くこともあれば、猫がふらりとやってくることもあります。
それでも、対応した直後にすぐ筆に戻ります。

集中力はあまり途切れないように訓練をされました笑。

「どんな状態でも、自分の中が集中すればいい。」
ということにも作家生活で知りました。

これは作家生活の中で学んだ知恵ですが、まさに「これじゃなきゃダメ」というこだわりを捨てる般若心経の教えそのものだと実感しています。

「無理」というハードルを越えてみませんか

やはり次の日までは、同じ感じは出せるかわからないので、やはり一日で完成させます。

写経に興味があるけど、そんなに大変だったら私には無理だわ。

なんて思わず挑戦してみてください。

無理だと思ったら、それは無理なのです。

ハードルを越えてみたら意外と簡単だったとか、思ったよりできるなんてことはありますので、是非是非。

お待ちしております。

体験随時受付中!

お教室に興味があるけれど、いきなり入会するのは緊張してしまう。
どんな感じか、まず体験してみたい。そんな方のために体験がございます。

この記事を書いた人

岩手県遠野市生まれ。外資系船会社勤務を経て、結婚・子育てをしながら書道の道へ。吉川蕉仙氏に師事し、日展入選2回、読売書法会幹事を務めるなど高い技術を持つ。2016年より田園調布にて「清景書道教室」を主宰。パリのジャパンエキスポ招待出展や、銀座・麻布十番での個展など国内外で活動。「日常に溶け込み、愛でていただける書」をコンセプトに、日常がより充実する書道教室を展開している。

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