次回の体験DAY10月23日(金) 田園調布せせらぎ館

田園調布の書道教室|「頑張り」への執着を手放した先に見えてくる、自分らしい書

こんにちは。

田園調布で書道教室をやっています、佐藤清景(さとうせいけい)です。

今日は「頑張る」ということについて、少し考えてみました。

何か叶えたい目的や目標があると、人は頑張ることができますよね。そのために努力するのは、ごく当たり前のことなのだと思います。

けれど、その目標がどうしても遠かったり、どう考えても届かない時。

「こんなに頑張っているのに、どうして?」

と、つい苦しくなってしまうことはありませんか?

これまで費やしてきた時間やお金を「無駄にしたくない」と思うあまり、やり方を大きく変えたり、思い切って「やめる」という選択ができなくなってしまうことがあります。

さらに、「自分は誰よりも寝る間を惜しんで努力しているのに」と、いつの間にか「目標を叶えるための頑張り」だったはずが、「頑張っている自分を誰かに認めてほしい」という気持ちへ変化してしまうこともあるのかもしれません。

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「頑張り」を売りにすると、自分自身が辛くなる

一生懸命頑張っている姿は、とても美しいものです。

ですが、厳しいことを言えば、世の中はやっぱり「結果」がすべてだったりします。頑張っていること自体を売りにし始めてしまうと、なんだか痛々しく見えてしまいますし、何より自分自身が一番辛くなってしまいます。

もし何かに向けて長く努力を続けているのに、思うような結果に恵まれないのだとしたら……。

「もしかしたら、頑張る方向が違っているのかも?」

と一度立ち止まって、周囲を見渡してみるのも良いかもしれません。自分の視野が狭くなっていないか、そっと確かめてみるのです。

そして、勇気を出して今までのやり方を思い切り手放してみる。「頑張りへの執着」を手放したとき、きっと新しい道が見えてくるはずです。

それまで積み重ねてきた努力は、絶対に自分を裏切りません。執着を手放した新しい場所で、思いがけない形で花開く時が必ずやってきます。

それに、「頑張れる」ということ自体が、誰もができるわけではない素晴らしい才能です。「私は頑張ることができる人間なんだ」と自信を持って、堂々と歩んでいけば大丈夫です。

技術の磨いた、その先にある「魂」を曇らせないために

書の世界では、頑張って書き込むのは当たり前のことです。

ですが、芸術の世界には、努力にプラスして「もうひとつスペシャルな何か」が必要なのだと感じます。それは、生まれながらに持ってきた天性のようなもの。

時にはそれを羨ましく思ったり、「到底叶わないなぁ」と落胆することもしばしばあります。けれど、書を生業(なりわい)としている以上、私は私で頑張り続けなければいけないことも分かっています。

だからこそ、私にできることを、できる範囲で、無理なくコツコツと重ねていくこと。

今の私の目標は、自分の目や心を濁らせない、曇らせないように過ごしていくことです。

どんな世界であっても技術を磨くことはもちろん大切ですが、一番最後に行き着くのは「魂」なのだと思うのです。自分の魂を曇らせず、これからも真摯に書に向き合っていきたいと思います。

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この記事を書いた人

岩手県遠野市生まれ。外資系船会社勤務を経て、結婚・子育てをしながら書道の道へ。吉川蕉仙氏に師事し、日展入選2回、読売書法会幹事を務めるなど高い技術を持つ。2016年より田園調布にて「清景書道教室」を主宰。パリのジャパンエキスポ招待出展や、銀座・麻布十番での個展など国内外で活動。「日常に溶け込み、愛でていただける書」をコンセプトに、日常がより充実する書道教室を展開している。

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