当たり障りのない世界ばかりにいて、生きている実感が無くならないように。

こんにちは。

田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。

先日30年程前に5年ほど勤めていました会社の同窓会が、横浜港から出ているマリンルージュの船で行われました。

なぜ、横浜?。

船なのかというと、私はその昔、船会社に勤めていました。

その日はちょうど新しいコンテナ船の出航式で、ちょうどマリンルージュからピカピカの姿を見ることが出来ました。

会社には5年しかいなかったけれど、船の美しい姿にワクワクしました。

この船はもう日本に来ることはなく、中国とヨーロッパを行き来するそうです。

私はその当時、中近東課で、インド、サウジアラビアに向けて、主に商社からの荷物をどこの港からコンテナ何本のせるか。といった手配などを担当していました。

皆さんに会って、それぞれの30年を垣間見ました^^。

皆さん、とてもおしゃれで、服装にちょっとマリンティスト(紺ブレ、チノパン、ポロのストライプシャツ等)があって、素敵でした^^。

おひとり、会社を辞めて家具職人になった方がいまして、、。

その方が会社辞める時、私が、「甘くないよ」とかなんとか言ったらしいのです汗。

もう、20代の私はかなり生意気でした滝汗。

今でしたら、決してそんなことは言いません。

だって彼は甘くないのはもちろん承知で、その世界に入ったのですもの。

私が生意気に口走ったその言葉は、彼の心にずっと残っていたらしいです。

本当に申し訳ない思いでいっぱいでした。

また最近はパワハラ、モラハラなど、会社勤務の方々は、とても大変だと生徒さんたちから聞いています。

「何も言えないんです」とのこと。

何が、その方の傷つくポイントなのか、わからないから何も言えず、当たり障りのない会話しかしないのが、コツらしいです汗。

最終的には、「先生は一瞬でアウトになりますよ笑」と言われてしまいました…。

思ったことを、すぐ言葉にして出してしまいがちな私。

教室を開いてからは気をつけてはいましたが、なかなか大変なことです。

ものの言い方を考えないといけませんね。

私にはとても良い機会です。

でも、ひとつだけ。

当たり障りのない世界ばかりにいて、生きている実感が無くならないように。

どなたか、自分の本音で話せる人がいると良いと思います。

本音を話せない世界は、本当の自分もわかりにくいです。

何事もバランスですね。

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