こんにちは。 田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
今日は、ネット上にあふれる「無料のコンテンツ」を通して普段思っていることについて、書いてみたいと思います。
最近は無料で学べることや便利な情報が増えていますので、「わざわざお金を払って知識や技術を得るなんて、なんだか損をしているのでは?」とさえ感じてしまう時代かもしれません。
無料コンテンツについて、私自身が感じている結論から申し上げますと、 「自分にとって本当に大切にしたいこと」「重要な学びを得たいこと」に出会ったときは、正当な対価を支払って行動するのが一番良いのではないか、ということです。
たとえ後から「ちょっと失敗だったかな」と思うことがあったとしても、自分でお金を払って得た経験は、決して無駄にはならないと感じています。
「無料」はどこまでいっても当たり障りのないもの
教える側の立場から考えてみます。 書道に「誰も知らないような特別な奥義」があるわけではありませんが、もし仮にすべて無料で教えるとしたら、やはり深いところまでお伝えすることは難しいでしょう。
「この方は無料だから来られたのだな」とこちらも捉えますし、学びに来られた方も、そこまでの深さを求めていらっしゃらないことが多いからです。
世の中のすべてにお金を払うべきだと言いたいわけではありません。 ですが、「自分のものにしたい」「しっかり身につけたい」と心から望むことには、きちんと正当な料金をお支払いした方が、結果として自分の力になるのではないでしょうか。
現代は「コスパ(効率)」が第一優先にされやすく、「安いから」「無料だから」という理由だけで物事を選択する習慣が当たり前になっているかもしれません。
ですが、無料はどこまでいっても「無料」です。 無料のものというのは、可もなく不可もなく、誰にとっても当たり障りのない範囲に留まるものではないでしょうか。
「損をしたくない」気持ちを手放し、自分の内側を満たす
無料でお手軽なものばかりに手を出し、浅い学びで終わってしまうことで、いつの間にか「他人が羨ましくてたまらない自分」になっていませんか?
「自分には何もない」「やりたいことがわからない」とおっしゃる方に限って、「無駄なことはしたくない」「余計なお金を出したくない」「効率よく生きたい」と固く考えてしまいがちです。
ですが、人生において無駄を一切なくして効率よく生きるなんて、そもそも無理なことでもあります。
「損をしたくない」「人よりも優位に立ちたい」という気持ちの裏には、「誰かと比べている自分」がいます。ですが、人と比べ始めてしまうとキリがありません。
他人と比べるのではなく、まずは「自分の中にすでにあるもの」「持っているもの」をしっかり確認し、大切にしてあげることが第一歩です。
何か心がモヤモヤしていて、現状を変えたいと感じている方へ。 手本と静かに向き合う書道の時間は、今までとは違う視点でご自身を見つめ直すきっかけになります。
もし書道に少しでもご興味がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

