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花鳥風月、自然とともに生きる。

こんにちは。

田園調布で、書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。

私の母は岩手で
1人で暮らしています。

北国の冬は長いです。
曇り空の日ばかりですし、
一日中吹雪く日もあるので
「冬は寂しい」とよく言っています。

春まで長いんです…。

 

なんとなく気分は
落ち込んでいく感じです…。

 

 

もうすぐ、節分の日ですね。
豆をまいて厄を落として
新しい年を迎える。

 

昔、私が小さい頃、
まして田舎などは
大した変化のない日常に
四季を通じていました

 

豆まき、春になれば
冬に用意していた苗を
植えたり、種をまいたり、

 

女の子、男の子の節句など
順番に定期的に
行っていました。

 

この定期的な
小さなイベント達は
人の知恵が詰まったもの
だったんだなぁと、
今となって納得です。

 

それらを準備して迎えることによって
気分を盛り上げて、過ごす工夫だったんですね。

 

何も意識せず、誰にも会わず
毎日を過ごしていたら
気分が落ちていくのが人間だと
思うのです。

 

コロナが蔓延し、
どこにも出かけられない
楽しみが奪われてしまった、
人と会えない、つまらない
寂しい…。段々と気分は
落ち込みがちになりますね。

ふと窓の外の雲や光、
風や花たちに目を向けてみては
どうでしょうか?

今まで、楽しみを
外に出かけることばかりで
求めていなかったでしょうか?

花鳥風月。

一瞬、一秒たりとも自分を含め、
自然、季節、物事は
同じ状態ではないので、
変化し続けて流れています。
その変化に目を向ける。

なんとなく生きるのではなく
意志を持っていきる
第一歩、
何をしてわからない時はまず

身近にある自然を観察してみてはいかがでしょう?

花鳥風月、
自然とともに生きる。

人間は自然の一部ですから。

そうしてみると
季節毎に咲く花や、
渡ってくる鳥達とか、
すごいなぁ、かなわないと
畏敬の気持ちが湧いてきます。

北国の方たちは
余計にこの冬場は
生き死に関わるので
自然には畏れの気持ちを
持って生活しています。

畏敬の気持ちを持つことが
できたら、
何に対しても舐めたような
言葉や気持ちは湧いてこないはずです。

先日ニュースで話題になっていた、
回転寿司の品にいたずらなど
できないはずです。

残念な気持ちになります。

切り替えて、
新しい年の決意としてもっと
自然とともに生きるを

意識してみたいと思います。

(外の木のりんごを目当てにメジロがきています)

もっと意識して見始めたら
新しい発見があると思います。

2月のお稽古日はまだまだ空きございます。

お試しの参加もお待ちしています。

手ぶらでお越しいただけますので、
書きたいものを書いていただけます。

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