レインボー般若心経の額装のプロセスのご紹介〜オーダーメイドで一期一会の世界を楽しんでみませんか〜

こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。

今日は、レインボー般若心経の額装ができるまでの流れをご説明したいと思います。

まず最初、私がレインボー般若心経を書きます。次に裏打ちをします。
(裏打ちとは、書や日本画のように薄い紙でできた作品を、丈夫にするために裏側から別の紙や布を貼り付ける作業のことを言います)

そして裏打ちした作品を持参して、額装屋さんに注文をします。

私の作品にはマットを使うタイプと使わないタイプがあります。
マットとはこちらです。

定番のレインボー般若心経にはマットを使っています。
そして外側の額のタイプを決めていきます。
マットの色も何色かありますし、額の色もたくさんございます。
お好きな色をお選びいただけます。

注文してから、だいだい2週間くらいで仕上がってまいります。
完成です。

ご注文の作品はできるだけ細かく色の指定をしていただきたいと思っています。
それでもお客様のイメージと私のイメージと全く同じに共有することは不可能ですので、ある程度はおまかせいただきたく思います。

展示会場には色々な色がありまして、先日仕上がってお送りしました作品で、額が思っていた紫より青っぽい仕上がりだったということがございました。
ですが、お客様にはご満足いただけましたので、大変感謝しております。

例えば、向かって右側の作品の額縁の色は紫の印象です。
そして、向かって左側の作品は、全く同じ額縁の色になります。
中の作品で使用する用紙、色墨の色で違う印象になります。

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しっかりご要望をお聞きして、会場にある色は全て指定できますし、全く一からの注文も可能です。
出来上がってきてからのお楽しみもございます。
どうぞ、一期一会とお思いになって、ご注文なさってくださいませ^^。

私自身も新しい作品を注文する時は、額装屋さんとあれこれ話し合って決めますか、出来上がりがどうなるかドキドキで楽しみです

ちょっとイメージと違うかなと思っても、またそれはそれで不思議と愛着が湧いてきます。

作品を注文する作業が初めてですと、「失敗しないように」とか、「全てご自身の抱いているイメージ通りでないと」、
とか思いがちですが、脳内のイメージを共有することは大変難しいのです。
ある程度作家に任せてみようと遊び心を持って気楽にご注文していただけると嬉しいです。
もちろんお客様のご希望に添えるように努めて参ります。

今年の展示会は麻布十番で10月の終わりから11月始めまで開催する予定でございます。
詳細は近くなりましたらご案内いたします。
是非作品を間近で見ていただると嬉しいです。

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