こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
般若心経についてお話ししたいと思います。
漠然と小さな字をただただ書き続けて大変そうなイメージを持たれている方も多いです。
(難行、苦行。耐え忍ぶ。という感じです汗)
今回は当教室でどのように進めているかを書きたいと思います。
よく般若心経セットという物が売られています。
ですから皆さん、小さな字を連想するのだと思います。
実はあれを最初からやれと言われたらあまりにハードルが高いと思われます。
ただ写して書いて終わりの場合はそれで大丈夫です。
書道教室で出来る限り、線を鍛えながらやりますので、最初からあの大きさは辟易(へきえき)するのではないでしょうか?笑
教室ではまず、中字般若心経から始めます。
こちらです。
↓
一行ずつお手本を線のすぐ左側において。大きさ、形、線をできるだけ、お手本に似せるように練習します。
最初は2行ずつ進めていきます。
その間、横の線だけ何回も練習するとか、はらいだけをやるとか、苦手なところを何回も練習します。
(千本ノックと言われています。古いですね。ちょっと昭和でしたか笑)
段々上手くなると、1枚をお稽古中に書けるようになります。
この大きさで3枚と半分書くと中字般若心経が完成します。
これができると楷書はだいぶうまくなり自信ができます。
それから小字般若心経に移ります。
驚きですが、中字で鍛えているので、小字般若心経はあっという間に書けます!
中字を小字にするだけです。
大きさを小さくすることに慣れていくだけです。
この小字が書けると、住所、名前がうまく書けるようになります^^。
基礎が大事なのはこういうことになります。
基礎を体で覚えると一生忘れません。
ご自分のものになります。
無形のものですが、自分に対しての自信と達成感が得られますので、ちょっと日々楽しい。
日々楽しいと、書道以外でも楽しいことがあったりします^^。
どうぞ、ご自身でハードルを高くしすぎる前にいらしてくださいませ。
高くしすぎた場合は一緒に低くて参りましょう(笑)。
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