こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
ジャパンエキスポパリ2022道中記続きです。
(当たり前が当たり前でない世界/ジャパンエキスポパリ2022 vol1)
(決戦前夜に備えて/ジャパンエキスポパリ2022 vol2)
(暗雲がパリに立ちこめる⁈〜ジャパンエキスポパリ2022★レポ〜vol3)
からの続きです。
ジャパンエキスポパリ2022<道中記も最終回となります。
長い間おつきあいいただき、ありがとうございます^^。
2日目の興奮も一晩でおしまいです。
3日目、そして最終日に向かって準備しなくてはいけません。
3日目の朝は今までになかった、売り切って帰ろうという前向きな気持ちというか…、
そう、もっと、もっと、と言う”欲”が、出てきたのです(滝汗)。
だって今日は土曜日だし🎶、週末で一番人が集まるらしいし、と期待は否が応でも(いやがおうでも)膨らみます。
そして、ちょっと話が横道にそれますが、パリで素敵だったのは、目が合うとどの方も男女問わず、にっこりして目で挨拶します。
これは素敵でした^^。
私は日本を愛しているけど、日本の方々は結構知らんふりをしますよね。
これは少し残念でした。
目でにっこりでいいのにと、思ったのでした。
話はパリの会場に戻ります。
“欲”がでると、ダメですね汗。
1日目、2日目と自然体で、ただただ興味を持って買っていただけたら。という気持ちでしたが、
人間はというか、私はすぐ、欲を持ってしまいました。
それでも気持ちを平常心にと落ち着かせ、通訳さんとの相性もどんどん良くなり、2日目には及びませんでしたが、売れました(嬉)。
結果は
3日目2枚、
4日目3枚。
最終日の様子です。
印象に残った、またまた若い女性のエピソードを紹介します。
最終日の午前中に彼と一緒にいらしてすぐさま赤を気に入って下さいました。また赤だ!(びっくり)
そしてラスト1枚の赤。
何か彼と話してる。
雰囲気としては、”これが好き”と赤を指差す。
「いいんじゃない?でもちょっと、値段が高いんじゃない?」と彼。
結局…
「欲しいんだけど、考えてまた後でくるかも」と言って去って行きました。
この赤です。
このパターンはこの4日間で、何度目なの⁈というぐらい何回もありました。
でも不思議なことに必ず、若い女性で赤を気に入って下さった方は戻って来て下さるのでした。
最終日はいつもより早く、閉めて撤去作業をしなくてはならないので、来ないのかなぁと思ったり、いや、必ず来て下さるはず、、、と思ったり、ソワソワしながら待ちます。
16時を過ぎた頃、いらして下さいました(歓喜)。
向こうから来るのがわかったの!目指して来てくださっているから(歓喜✖️2)。
「やはり買って帰るわ、だけどこの赤は高くて買えないから、こちらの黒にするわ。」
私は、彼女に赤を迎えて欲しかったので、
「赤が欲しいのでしょ?今日は最終日だし値引きができるわ。どうかしら」と言って値段を出しました。
「え、じゃ、赤にする!」
こうして赤は彼女のところにお嫁にいきました^^。
赤を買って下さった皆さん、
優しさの中に意志を持った目をなさっていました。
共通していたのは驚くべきことです。
何よりこの4日間で12枚も売れました(感涙)。
最初の目標、1枚売れれば良いと思っていましたから、夢のようなことです。
ジャパンエキスポパリ2022、撤収が終わった後の私のブース。
言葉は通じなくてもいい世界。
作品を通して共有できることがある。
作品を通して男女、国、宗教、をも超える自由な世界に行ける手がかりを掴んだような4日間でした。
メルシー^^。
パリのオランジーナ、美味しかったです。
日本に帰ってきて、元気だと思っていましたが、疲れは後からやってきました汗、、。
あっ、歳には勝てないなと思っている今日この頃です笑。
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