こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
一昨日、生徒さんから
「先生、今年の書き初めは何の字にしましょう?」
「はい、今年も書きましょう!今年はどうしたいですか?」
「お客様から信頼を得たいです」
彼は美容師なので、私はヘッドマッサージをして貰いながら、あれこれと話をしながら二人で考えました。先月伺った時には仕事以外の時にする何か好きなことがあるのかどうかの話になりました…。
彼は小さなお子さんもいるから、今は特にないとの答えでした。
彼は個性がないわけではないのですが、彼曰く、「最近攻めてはいないなぁ」とのこと。
「別に攻めなくてもいいけど、何か好きなこと自分の心に聞いてみつけてみたらどうかしら?」
そして今回の書き初めを書くにあたって考えたようです。
ヘッドマッサージも終わりに近づき、段々と考えがまとまってきました。
結局、彼は誰かに否定されたくない。
(人は誰だって否定されたくない)
そのため、周りと調和をとるために自分の思いをはっきりとはさせず、可もなく不可もなくの安全地帯のところに無意識に身を置いていたのかもしれないとのことでした。
可もなく不可もなくのところは、安心安全で楽で、いい人よね。とは言われるけれど、本来の魅力は少しずつ失われていくのかもと感じました。
そこで、彼と話してまず日常の小さなことから、自分の心に聞いて選択していくことにする。という方向に舵をきることになりました。
そして、彼は可もなく不可もない安全地帯にすぐ行ってしまう自分から脱していきたいという決意を固めていました。
今年の字は【決断力】にするそうです。
私は次回までにお手本を書きます。

誰からも好かれたい。それも数多くの人から。そう思いがちではありませんか?そういう目標も良いかもしれません。
でも誰からも否定されない自分を作ると、結局誰からも肯定もされないのでは?と感じます。
人からどう思われようと、自分がその方達の気持ちを操作できるわけではないので、とにかく自分の気持ちや好きなものに正直に生きて、その正直な自分のことを好きになってくれる方と愛を持って付き合って行きたいなぁと彼を通して私も改めて思ったのでした。
30代半ばの彼は素直で正直、真面目でもあります。そして今回気づきを得たのでより魅力的になると思います。今でも充分魅力はありますが、さらにパワーアップすることでしょう。
書を通し小さな気づきを得ることができるかもしれません。
