こんにちは。 田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
もう今年も夏のハガキを書く季節がやって参りました。 今月から書き始める生徒さんがチラホラ。
今日はお一人の生徒さんをご紹介します。
彼女は30代前半、結婚したばかりで、教室に“ペン字を習いたい”といらっしゃいました。
元々の目標は「季節のハガキやお手紙をうまくカッコよく書きたい」でした。
彼女のキーワードは”かっこよく”。よりよく見せたいという思いが、常にありました。

最初の印象は、正直に申し上げると「子供っぽい字だなぁ」と思いました。
ご本人も子供っぽい字を卒業したいと言っていました。「あいうえお」から練習しました。必ず基本を勉強します。

昨年のある月に、試験を受けるために履歴書を書かなくてはならないと言って、持ち込んで書きました。
一生懸命、彼女の今できる精一杯で書き上げました。
「もっとうまく書けたのでは?」の執着を手放した瞬間
その時に「今のできる限りの力を出したのだから、『もっとかっこよくうまく書けたのでは⁈』と一切思わないこと」と伝えました。
少しですが、達成感と満足感を得たようです。
それからでしょうか。肩の力が少し抜けて、彼女自身も字を楽しめてきたように感じます。
毛筆も始め、引き続き一か月に一度、2年通ってきて下さっています。
先日「ハガキを書きたい」と言って、こちらを書き上げました。

月に一度のお稽古から、自分らしい「清らかな一枚」へ
「これを書きたかったんです」と彼女は喜んでいました。
真面目で清らかな一枚。私の目指すところでもありますので、なんだか嬉しいです。
上手に見せようとする「我(が)」や執着が消えたときに、その人本来の美しい字が生まれるのだと、改めて教えてもらった気がします。
一か月に一度から、続けて通ってみませんか?
自宅お稽古では随時体験を受け付けていますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

