「過去」に生きる人。「今」を生きる人。

こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。

過去に生きる人。
もれなくつまらない「今」が、ついてきます^^;。

先日、テレビを見ていたら、イチローさんが高校生の質問に答えていました。

その質問とは、
「大会を優勝で終わった。次の日からのモチベーションをどうしたら良いですか?」

イチローさんは「優勝したことは、次の日には過去になってるから、過去のことは忘れて次に進めば良いんだよ」

的なことを言っていました。
(おおまかな会話です)

そうなんです。

例えば嬉しいこともずっと感じて、過ごしたいけど、残念ながら嬉しさも過去のものになり薄れて行きますね。

最近母と話すことがあり、
「年を取ると過去のことばかり思い出す。だいたい過去にしか思いが行かない」

人はあれをやった、これをやったと過去を認めてもらいたいんだなぁ」とその時話しながら感じました^^;。

母も、自分の母、旦那さんを看取りました。大変だったけどやり遂げました。

だから認めてほしい(認めてください)、なんですね。

この看取った時点から、何ひとつ、人生で充実してないかもしれません。
(時間が止まってしまっている)

母はあなたも年を取ったらわかるわ。と言います。

人は人生を進めていくうちに、過去の輝いていた時代、容姿に、思いを馳せたいようです。
特に年を重ねれば、なお。です。

私は定年まで働いたからもう充分だ。
だからここからは何もしたくない。

私は会社で重積を担ってきた。その延長で老後も過ごしたい。
定年後も権力のある意識で過ごしたい。

どういう意識でもオッケーです。

これら全てが、、全て過去の出来事です。

定年まで一生懸命やった自分は、素晴らしいと自分でほめたら

次へ。

今を生きる。

どれだけ難しくしているのでしょう。

人についている、鎧のような、色々なブランド。役職。人からどう見られるか等、

それらが本来の自分の求めているものを、遠ざけてしまうのでしょう。

あえて言うなら、本来、皆、般若心経でいう、無。

魂(肉体のない状態)だけで付き合えたらどんなにラクかわかりません。

年をとっても、若くても、今つまらないなら、その現実を作っているのは

自分自身です。

えー、だって、私はこれこれで、大変で無理なんです。

これこれの事情を作っているのも、自分自身です。

しっかり今の現実を見て、どうすればいいかを考える。

全てはそこからです^^。

今を見る時に決していい訳をせず、真っさらな気持ち、中庸な視点でみる。

そしてもし、見て、でも何もできない、今したくないと思ったら、

あー、私は出来ない人なのだと、自分で認めること。

出来ないことが悪いことではないです。

認めると次の希望の芽が、出てきます。

全て今の日々がつまらないと感じ、昔はよかったなぁ、

でも私は昔の輝いていたときを思いながら生きていくと。決めたならそれもOKです。

その場合は、人をうらやんだりつまらないと不平不満を言わないことが条件です。

私の頭の中の中はアナログです。

SNS等も教えてもらいながら、どうにかこうにかです^^;。

そんな私が書を教えることになりました。

書はアナログの世界です。

そして今はアナログの世界を発信することができる世の中です。

ですから、皆さまにお会いできる機会を得ています。

アナログな世界にどっぷり浸かりたい方

昔、書道が好きだったわ。また筆を持ってみようかな。

ご自分の時間を持ってみたい。

なんて方、是非お待ちしてます^^。

清景書道教室について

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