信頼関係を築くこと。試行錯誤の連続と今現在の100%の精一杯

こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。

来月の展示会に向けて
慌ただしく過ごしています。

今日は額装について書きたいと思います。

もちろん主役は書の作品なのですが、
額装するとまた作品が見違えるようになります。

ですが、
「選ぶのが難しい」と聞いたり、
「選べない」とも聞いたり。
中々難しい作業だと思います。

私の場合は、
作品の中の色を中心に考えて、
後はただ、ただ、
“感覚”  で決めていくことが多いです。

レインボー般若心経の額装の一部は
自由が丘の祝日堂さんに
ずっとお願いしています。

たくさんの色の見本があり、
私の作品にはぴったりです。
でも、やはり店主さんとの相性も、
もちろんあります。

最初は私も遠慮がちに
「これはどうかなぁ」とか
「この色にしたら違和感をもたれてしまうかな?」とか、

探りながら決めていましたが、
段々と打ち解けてきて、
店主さんからも「こちらがおすすめです」
と提案されたりするようになりました。

この時に作家さんに多いと思うのですが、
自分のこだわりに執着して
自分の感覚をごり押しすることなく、
ちょっと額装のプロのアドバイスも
聞けると、意外にうまくいったり、
売れたりするのだと思いました。

信頼関係を築くことが大事だなぁ
と思いました。

お客様をお連れする時も
この信頼関係があるので
スムーズに進みます。
お客様には第一に
満足していただくことが大事ですから^^。

今では定番の形が出来て、
額装も以前より洗練されてきましたが、
一番最初は作品を売らねば。
という思いが先にあり、
作品に対してずいぶんと、
大仰な額装を頼んだのでした。

額装屋さんは、
言われた通りになさっただけですが、
私が作品をより派手に、
目立つようにと気合いが
入り過ぎていたようでした。
今考えれば、あちゃーって思います。

それから数年で今現在があります。

何が言いたい言いたいのかと申しますと、
最初から完璧を目指すなど無理ということ。

そして、完璧な世の中など、
ないと思った方がいいのかも、笑。

完璧!とひとりで
自画自賛するときもあったりしますが、
それは自分の世界での
完璧で独りよがりなのです、笑。

失敗、修正。試行錯誤の連続です。

ただ展示会は、今現在の100%の精一杯
開催していますので、
どうぞご覧になってみてくださいませ。

今回の展示会に向けて先日伺って依頼して参りました。

青をたくさん頼んできました。

どうぞ間近でご覧なってみてください。
お待ちしてます♪

11/14から11/18まで、
自由が丘 STAGE悠にて開催します。
一軒家の落ち着いた空間です。
お気軽にお越しください。

詳細はこちらから

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