こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。
友人がいつもこう言います。
「物事はいつも流動的だから、あの時、あーだったとかあー言ったよねとか決めつけないで。と。
その時は真剣にそう思ってたけれど今、またその時とは違う今がある」 と。
あ、なるほど。
般若心経。空の世界。
空は無の意味ではありません。
(あくまでもたくさんある中の解釈のひとつです)
空(くう)は例えるなら
空(そら)のよう。
この世は一瞬たりとも、固定化されず絶えず変化している。
えっ、そんなことはない⁈と思いますよね。
例えば、大きい石は動かないじゃない?
いえいえ、10年前の石の状態と今の状態では違いはあるでしょう?
ということは、日々変化をし続けて、現在の石になっている。
逆に考えれば、この世に固定化されたものなど、存在しないということです。
固執、執着しても、無駄ということになりますね。
頑固これもまた難しい汗。
権力を持っても日々変化しますので、ずっと持ち続けられない。ということになります。
こうやって考えていけば、いいことも悪いことも、決して同じ状態にないので
今日一日、今を懸命に生きる。ということになります。
しかしです・・・・。
口でいうのは簡単、頭で考えるのは簡単です。
人は欲に溺れますし、きれいごとばかりで生きていられない。
私もだいぶ落ち着きましたが、最近まで着物沼にハマっていました。
欲です。
でも、この空の世界を、頭の中のどこかに置いておけば、
意識は少しずつ変わってくるかもしれません。
般若心経の教えって、たぶんその方に寄り添って、必要な時に存在感を示す、
そんな感じです。
決して難しく考えることはないと思います。
視野を広げる。視点を変える。
結局。
自分自身が変化するしかない。
最後は自分。
変化って急激に変わらなければならないの?
とか思っていませんか?
人それぞれの変化の仕方は、あると思いますが、
じわーっとゆっくり変化を受け入れていけばいいのでは?^^
般若心経をライフワークにしていますが、私自身日々精進中、変容中です。
また般若心経には、色々な解釈がありますので、どれが正しいとか間違っている。というのは、
ないと思います。
自由に捉えて、変化させながら、一日一日を充分に生きる。
そうしていると、思いがけない縁に出会えたり、いいお知らせをいただけたり。
変化を恐れずに。受け入れ上手に。
般若心経に触れてみたい方、お寺に行かなくても書くことができます。
もやもやを解消できるかも、是非^^。
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