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高嶺の花だと思っていた「あのお店」に足を運んでみた話

こんにちは。

田園調布で、
書道教室を主宰しております、
佐藤清景(さとうせいけい)です。

敷居。

敷居が高いってありますね。

なんていうか。
今の自分がその場所に
合わないっていう
一方的な思い込みでしょうか・・・。

敷居、ハードル。

目に見えないものなのに
人間を縛りつけているもの。

 

私もいくつかありました。

今日はよく着る着物に関する
私のハードルについて
書きたいと思います。

以前の記事で“道明”さんのことを書きました。

帯締め欲しいけど
高くてやはりいいやって
思っていました。

えいって思って買ってみると、
あれっ?ここ数年来の乗り越えられない
帯締めハードルはなんだった?って。

もちろんハードル超えようと
努力しても超えられない
金額はありますが…。

そして、もうひとつ。

京都の呉服屋さん“おか善”さん
老舗です。

私は数ある呉服屋さんのなかでも
ここの染めの感じが好きでして、
実は着物を着始める前から
チェックしていたお店でした。

しかし・・・。、

なんといっても
京都の老舗の呉服屋さん。

敷居が高かったです・・・・。

ものすごく高いもので、
私の手が届かないような値段なのでは⁉︎
また私が伺って相手にされなかったら
どうしようとかなんとか。
悩んで伺えず・・・。

そこで最初は
高島屋で開催される京都展に
いらしてたおか善さんをふらっと
見に行きました。

もちろん高いものは高い

でも、

手が届きそうな金額のものもありました。

さあ、ここから計画を立てて、
貯めます。

そしてまた
高島屋の催事の時に寄って
「染め帯を見せてください」と、
お願いしました。

その時の心中はあー、
好きな感じの帯があるといいなぁ。
でも、なければそれはそれで
お金使わずに帰れるし。

でも、皆さんご存知のとおり、
出会うんですよ。このような時には笑。

その時の帯がこちら
(インスタにも載せています)

その後染め帯を何本か購入しました。
京都の本店に伺った時には
染め上がったばかりの夏物を買うご縁に恵まれて
気持ちのいい関係を築けています。

その夏物の着物がこちら

市松の模様の夏物

おか善さんの皆様、感じがよくてとても好きです。

京都の時間の流れがあって
指定がないといつ出来上がってくるのかわからない
という話もよく聞きますが、

おか善さん、全くそういうことでやきもきありません。
しっかりした商売をなさっていると思います。
おか善さんから何かいただいといるのでは(笑)
いただいてないです。

今考えるとあの時の敷居の高さは
何だったのかと思います。

ハードルを超えてみればいいと思います!
自分に勝手に設定してるものなので。

“私なんかは無理”は禁物。

もし超える時につまづいたり転んでも、
超える前に比べると経験が増えますし。

ハードルを超えてみえる世界。
買ってみてわかる世界があると思います。

相性はあるかと思いますが、
中には感じの悪い、一見さん(いちげん)さんに
冷たい印象なところはあります。
それが悪いと。と言うわけではありません。
その店の商売の仕方ですから。

でもひとつだけ、

私自身、
作品を売る人として思うのは、

わざわざいらして下さり、
手に取ってみてもらえる。
それはとても尊いことだと
感じました。

色々なお客様がいるとは思いますが、
自分達の好きなお客様だけに
いらしていただける確率は低いですよね。

そちらのハードルも
なくしていきたいなぁなんて
思った今日の朝でした。

書の世界でも、
たぶんどの世界でも
通じると思いますが、
一流といわれる人やお店ほど
来る人を選ばないと私は感じています。

始めてみたいけどなぁ、、。
ハードルを下げると超えるのは簡単。

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お待ちしています。

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