こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
友人がいつもこう言います。
「物事はいつも流動的だから、あの時、あーだったとかあー言ったよねとか決めつけないで。と。
その時は真剣にそう思ってたけれど今、またその時とは違う今がある」 と。
あ、なるほど。
般若心経。空の世界。
空は無の意味ではありません。
(あくまでもたくさんある中の解釈のひとつです)
空(くう)は例えるなら
空(そら)のよう。
この世は一瞬たりとも、固定化されず絶えず変化している。
えっ、そんなことはない⁈と思いますよね。
例えば、大きい石は動かないじゃない?
いえいえ、10年前の石の状態と今の状態では違いはあるでしょう?
ということは、日々変化をし続けて、現在の石になっている。
逆に考えれば、この世に固定化されたものなど、存在しないということです。
固執、執着しても、無駄ということになりますね。
頑固これもまた難しい汗。
権力を持っても日々変化しますので、ずっと持ち続けられない。ということになります。
こうやって考えていけば、いいことも悪いことも、決して同じ状態にないので
今日一日、今を懸命に生きる。ということになります。
しかしです(^◇^;)。
口でいうのは簡単、頭で考えるのは簡単です汗。
人は欲に溺れますし、きれいごとばかりで生きていられない。
私もだいぶ落ち着きましたが、最近まで着物沼にハマっていました汗。
欲です。
でも、この空の世界を、頭の中のどこかに置いておけば、意識は少しずつ変わってくるかもしれません。
般若心経の教えって、たぶんその方に寄り添って、必要な時に存在感を示す、そんな感じです。
決して難しく考えることはないと思います。
視野を広げる。視点を変える。
結局。
自分自身が変化するしかない。
最後は自分。
変化って急激に変わらなければならないの?
とか思っていませんか?
人それぞれの変化の仕方は、あると思いますが、
じわーっとゆっくり変化を受け入れていけばいいのでは?^^
般若心経をライフワークにしていますが、私自身日々精進中、変容中です。
また般若心経には、色々な解釈がありますので、どれが正しいとか間違っている。というのは、
ないと思います。
自由に捉えて、変化させながら、一日一日を充分に生きる。
そうしていると、思いがけない縁に出会えたり、いいお知らせをいただけたり。
変化を恐れずに。受け入れ上手に。
般若心経に触れてみたい方、お寺に行かなくても書くことができます。
もやもやを解消できるかも、是非^^。
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