こんにちは。
田園調布で、書道教室を主宰しております、佐藤清景(さとうせいけい)です。
梅が綺麗でした。植物の力は偉大です。
ある日玄関のチャイムが鳴りました。
そこには手にハガキを持った、70代の女性がいました。
「このハガキのように書きたいんです」と話されて、入会をなさいました
彼女はお姑さん、お舅さんをご自宅で介護をなさって。見送りをされました。
大変なご苦労だったそうです。頭が下がります。
熱心に通って下さりみるみるうちにうまくなっていかれました。
もともと明るい方でしたが、励みを得てますます生き生きと、充実していきました。
そんな中彼女は、韓国ドラマのファンでパク・シフさんの大ファン。
「新潟でのファンミーティングに行ってきます、こういうのに行くの初めてです」
「わー、すごい行ってらっしゃい」
「浴衣も買いました」
「素敵!春が来たねー!」
何泊かして帰りの新幹線に乗っている彼女からLINEが届きました。
「先生、すごいことが!!」
「えっ、なに?何?何?」
「たくさん来ているファンの中から、7人だけ選ばれてくじをひいて、そこに書かれていることを
パク・シフさんにして貰う」と言う企画で7番目に当たり、肩を揉んで貰いました(ハート)」
「えーっ、すごい、すごいご褒美が貰えたね〜」
ほんとに春本番がやってきました^^。
何日かして教室で皆さんから「よかったねー」と祝福を頂き、また彼女から
私達はハッピー気分をシェアして貰いました。
彼女は人生の節目もあったとは思いますが、書を通して日々、心を充実させて奇跡的な
ラッキーを実現させたのではないかと思います。
日々私達は色々起こりますし、イライラすることや落ち込むこともあります。
そのままの心の状態では、いいことは起こりません汗。
お教室では書を通して、心をリセットするということを意識しています。
何かあっても書をすることで心を落ち着かせることができます。(焦らない、平常心)
書でなくてももちろん良いです^^。
当教室では、書を通して心を整えるお手伝いをしています。
そして、先ほどの彼女は、年末宝くじを買いました。
良い事が続いたから買ったら?と言うので、教室で盛り上がり、みんなで宝くじを買いましたが残念笑。
私と他の生徒さん達で当たったら、皆で高級中華行こうって盛り上がりましたが、夢で終わりました
まあ、これは余興でした笑。
今では彼女は、自分で詠んだ歌を変体かなを交えて書いています。辞典を駆使してです。
素晴らしい(拍手)
数年前には考えられない事でした。
小さな奇跡の積み重ねが人生なのだと感じました。
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